旅行カフェ「ピーターズ」は、大阪市のJR大阪環状線野田駅・大阪メトロ千日前線玉川駅のJR高架下にあった、旅行をコンセプトに、主に淡路島カレーを提供したお店です。出前館(dデリバリー/任天堂Wii出前チャンネル)、楽天デリバリーにも出店していたため、店舗に来店された事がない常連の方も多くいらっしゃいました。
淡路島カレー
淡路島カレーは、甘さ→コク→辛さと3段階で徐々に味が変化する個性派カレーです。現在もですが、カレー業界はココイチがダントツの1強の時代で、当時は店舗数という観点で淡路島カレーが業界2位という立ち位置でした。競合他ブランドは甘すぎたり辛すぎたりの味付けの中、丁度よい後味のカレーに仕上がっています。店舗数は2位でも、決定的な欠陥がありました。知名度の低さです。提供店舗数は日本各地にあるものの、それぞれの店舗名はバラバラで、知る人ぞ知るブランドだったのです。
店主について
イギリスの国立大学でデザインを主観としたコンピューターについて勉強しました。卒業後に帰国し、日本の大手旅行会社内の予約システム等を専門とするシステム会社に勤めました。
関西移住を機に、ピーターズを開業。ピーターズの運営中は、Raspberry Piを使用した電光掲示板を自作したり、出前館と楽天デリバリーを同時に操作するAndroidアプリを製作し、ITを駆使した業務改善に取り組みました。
店を閉じてからは、添乗員として日本各地、世界を周りました。同月に3回も修学旅行で札幌の同じホテルに宿泊したり、某大学の短期留学でアメリカに渡ったりと、旅行好きには最高の仕事の数々でした。コロナが流行り出した直後も某格安ツアーの「憧れのヒルトンホテルに泊まる…」トルコのツアーに行きました。ヒルトンは1泊だけでしたが、過去ヒルトンだったホテルも含まれていた事を現地で知った時は、企画された方の想いを感じました。トルコの後は、カンボジアとエジプトにも行く予定でしたが、コロナが深刻になり直前に催行中止になってしまいました。
コロナ禍では、飲食店に対する協力金の自治体プロジェクトに参画させて頂き、申請および審査システムの構築を担当させて頂きました。
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